セルフジェルネイルでよくある失敗で「固まらない…」ということがありますよね。
ジェルネイルキットを買って、いざやってみたら失敗ってなってしまうとショックだと思います。
- ジェルネイルが固まらない…
- カラージェルにシワがよった…原因は？
- ライトに当てたのに、ずっとベタベタする…なぜ？
- いつも同じ固める時の段階で失敗してしまう！うまくいかないのはなぜ？
私も、実際にジェルネイルが固まらない…とはじめのうちは苦戦していました。
そこで、これからセルフネイルをやる方も、原因を知っておくと失敗しにくくなりますので、是非ご覧ください。
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ジェルネイルが固まらない原因
ジェルネイルが固まらない原因にはどのようなものがあるのでしょうか？
『本当にジェルが、固まっていない』…と言う場合もあれば、実は自然現象であることも。
それぞれの、原因と解決方法を見ていきましょう！
未硬化ジェル
自宅でジェルネイルをされる方で多い勘違いが未硬化ジェルです。
最近、拭き取り不要のジェルもありますが、ほとんどのジェルは拭き取りが必要となっています。
なぜかというと、ジェルネイルはプラスチック（合成樹脂）を、ライトによる光重合で化学反応させてできる仕組みになっています。
光をジェルに当てることによってジェルネイルが固まっていくのですが、上にほんの少しだけ「固まらないジェル」が出てきます。
これがベタベタの正体である「未硬化ジェル」です！
拭き取る時は、ジェルクレンザーやエタノールを染み込ませたコットン（もしくはワイプ）で表面を撫でるように優しく拭き取ります。
キッチンペーパーやティッシュなどで拭き取ったり、強い力で磨くように拭き取ってしまうと、表面に傷がついてしまってジェルが曇ったように見えてしまいます。
必ず柔らかいコットンやワイプで優しく拭き取るようにしましょう。
単に硬化時間が短い
ジェルによって硬化すべき時間が違います。
このため、ジェルやライトのコンディションによってはそれ以上に硬化が必要な時もあります。
数十秒余分に硬化するのは全く問題ないので、もし固まっていないなと思ったら10秒や20秒ほど硬化時間を長くしてみましょう。
ジェルと硬化ライトの相性が良くない
ジェルを固めるライトはだいたい『UV』 か『LED』のどちらかです。
でも、それに対応したジェルを使っていないと、光の周波数が異なるため、固まりません。
キットで購入している場合は問題はありませんが、たとえば、バラバラでそれぞれ購入している場合には、硬化ライトに対応しているか確認する必要があります。
大体のものは対応していますが、硬化ライトがジェルに対応していないと固まりません。
- UVライト、LEDライトのどちらに対応しているか？
- 波長は合っているか？
- W(ワット)数は合っているか？
一度これらのことをチェックしてみてください。
一回に塗るジェルの量が多い
真っ白や真っ赤など粘度の高い（テクスチャーが硬い）濃い色のジェルは、ジェルに含まれる顔料が多いため、透明なジェルや薄い色のジェルより固まりにくい傾向があります。
たとえば、白や黒など顔料が多いカラージェルは固まりにくいです。
この場合は、通常の硬化時間よりも長く照射したりすることが大切です。
また、特にセルフジェルネイル初心者の方は、色を出そうとジェルをたっぷり使ってしまいがちです。
硬化不良にならないように、なるべく使う量は少なめに、足りなかったら足す感覚で塗っていくと失敗しにくいです。
ジェルを撹拌（かくはん）＆ミキシングしていない
ジェルを塗る前に、しっかり混ぜていますか？
ジェルには『顔料』と『ジェルが固まる物質』が入っています。
この顔料とジェルが固まる物質の割合が均等じゃないために、固まらない場合があります。
さらに、ジェルは時間が経つと、これらの容器の中で成分が沈殿し、分離を起こします。
その状態で塗ってしまうと、上手く硬化しない原因になったり、ジェルの縮みや色ムラの原因にもなります。
必ず使用する直前には、しっかりとジェルを撹拌する（混ぜる）必要があります。
スパチュラなどで、底からしっかりと空気が入らないよう、静かに混ぜて下さい。
BEAUTY NAILER ジェルスパチュラは、先端が平らになっているので、ジェルをすくって混ぜやすいタイプです。
また、撹拌以外にも、カラージェルをミックスしたい時や、ラメを混ぜ合わせたい時にも使いやすく、おすすめです。
また、「ミキシング不要」とか「撹拌不要」書かれているジェルはしなくてもOKです。
硬化ライトの当て方が良くない
硬化ライトによっては、爪の側面や端をしっかり照射できず硬化不足になる場合があります。
たとえば、ダイソーのUVライトについては、形が小さいため、電球の数や硬化ライトの構造の関係でまんべんなく照射しにくいです。
ライトの死角に入り、光が十分に当たっていないことがあります。
こういう時は、光の当たりにくい爪の側面や端を光が当たる様に指の角度を変えて照射していきます。
まとめ
いかがでしたか？
通常ジェルは、空気に触れてる表面部分が固まらず、ベタベタしているものですが、シワシワになっていたり、よれていたりする場合には、他にも原因があります。
ジェルネイルが固まらない場合は何度でも硬化ライトを照射しても問題ありません。
ジェルの仕上がりが上手くいかなくても、このように原因を正しく知り、それについて対処すれば綺麗に仕上げることができます。
自宅でジェルネイルした時に「固まらない！」と思ったら参考にしてみて下さいね。
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